プロフィール
Afia
大学卒業後、一般企業へ入社。
退職し、ボランティアとしてアフリカに2年間滞在。
帰国後、前職へ復帰。
2012年から現在、ミャンマー・ヤンゴンに駐在。

東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ各国での滞在・訪問を通じて培った経験を元に、
ここミャンマーでの日々の想いを、率直にお届けします。
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2015年02月19日

ミャンマーでヨガ

ヨガ。
最近のハマリごとです。

特に欧米人は、ヨガ人口が多いですね。
ここヤンゴンでも、少ないながらヨガ教室があります。
ホテル内設のジムで開催されているものもあれば、
個人宅や公園、都度場所を借りて行っているものなど形態は様々です。

去年、ヤンゴンでマッサージをオープンした日本人女性が
ヨガ教室を始めたということで、私も通い始めました。

週3回。平日は朝の7時から。
休日は朝8時半から。

ホテルの屋上で行うヨガは、朝日を浴びながら新鮮な空気に包まれるので、
とても気持ちがいいです。

現在、ヤンゴンのヨガ教室は一回Ks7,000(¥800)ぐらいが相場ですが、
私が通う教室は外で行うこともありKs5,000(¥600)と若干割安です。



ハマるととことん打ち込むタイプなので、
早速4月の水祭り(ミャンマーのお正月)中は、
ヨガのリトリートに行こうかと思っています。
(リトリート:日常生活から離れること。
ヨガの場合、自然の中にある環境でヨガを行い自分を見つめなおすこと)

欧米人旅行客の多いお隣タイは、
さすがリトリート開催施設もすぐに見つかりました。
将来的に、ミャンマーの郊外でもリトリートできる施設があれば集客力はつくと思います。
先進国から見れば、こんなにも日常世界から離れられ
自然を感じられる場所はないので、欧米人にウケると思うのです。



週3回では物足りないので、
インド大使館でも開催されているというヨガ教室も、
新たに開拓したいと思っています!
(こちらは、本場インド人のヨギーが教えているそうです!)

以上、ミャンマーのヨガ情報でした。





  


Posted by Afia at 03:57Comments(0)生活全般

2015年02月08日

ミャンマー・シャン州独立記念イベント

昨日、2月7日は、ミャンマー・シャン州の独立記念日でした。

それに伴い、ミャンマーの最大都市ヤンゴンでは
記念イベント(お祭り)が執り行われました。

このイベント、今回が5回目。
2011年以前の軍事政権時代は、
各州による独立を祝うイベントの開催は、許されていなかったそうです。
これも、民主化の影響の一つですね。



お祭りの内容の前に、まずシャン州について。

ミャンマー最大の面積を持ち、人口は200万人ほど。
ミャンマーの最東部に位置し、
中国、タイ、ラオスと国境を接します。

州内は主に北、南、東エリアに分かれ、
民族は20以上に及びます。

山岳地帯が多いため、標高は高く気温はヤンゴンより低く、
そのため、お米や野菜の生産が盛んです。
国内でも有名なシャンライスは、
タイ米と異なり粘り気があるため、
ミャンマーの日本食レストランではよく使われています。

野菜の栽培にも適した気候のため、
日本の農業系NGOの生産地になったりもしています。



農作物に恵まれた地域ですが、
もう一つ、全く異なる分野の拠点でもあります。

それは、ミャンマー最大の地場銀行
カンボーザ銀行(Kanbawza Bank、通称KBZ)の本拠地であること。

かなり勢力を有する銀行で、
ミャンマーの銀行内では国内に最大の支店数を持ち、
フィナンシャル・タイムズの「Bank of the Year in Myanmar 2013」
を受賞した経歴もあるほど。

パッと見、州都のタウンジーを見ても、
経済的な発展など微塵も感じないのですが、
このKBZの店舗だけは堂々とそびえたち、
メイン通りの裏手には、豪邸が多く立ち並んでいます。


このような理由から、
(あとは知らざれる要因から)
ビルマ族の次に勢力が大きい州、民族です。



さて、イベントの内容といえば、
メインは、シャン州各地域による伝統ダンス・音楽の披露や、
ミュージシャン等のパフォーマンスなど。

屋台も多く出ていて、
シャン料理がメインに並んでいました。



ここで、日本や他国とは異なる点が、

それは、アルコール類の販売が全くされていない、ということ。

祭りは酒を飲む日だ、という考えの人もいるなか、
なんともミャンマーらしい風習です。


イベントでは、関係者や政府からの祝辞があるのですが、
中には、テイン・セイン大統領の祝辞もあります。
それを、シャン州最大の政党(州党)の党員が代理で読み上げなければならないのですが、
正直言って読み上げたくない、と聞きました。

基本的に政府(軍人)はビルマ族なので、
彼らとは異なる人種に当たるんですよね。



多民族国家であるミャンマー。
今も、一部地域では部族と軍との争いが終結していません。

普段ヤンゴンでばかり生活をしていると、
こうした民族の多様性や、それが抱える問題に気づきにくいです。
ヤンゴンを見ただけで、ミャンマーを知ったことには決してなりえません。

分化、民族、歴史の背景を知ることで、
ミャンマーへの理解が深まるのだと心底感じます。



暗くなり始めた頃から開催されたこのイベント。
私は数時間の滞在で帰りましたが、夜中まで開催されていたようです。

ミャンマーの多様性を垣間見た一日でした。
  


Posted by Afia at 21:08Comments(0)